初心者でも写真販売を副業にできる?稼ぐコツや注意点について解説

写真販売は、誰でも簡単に始められる副業のひとつです。年齢やキャリアにかかわらず、興味があれば今すぐにでも趣味の延長として始めることができます。

具体的にどのように販売していくのか、本記事では写真販売の基本的な流れと、稼ぐためのコツや注意点などを解説していきます。要点をしっかりと押さえたうえでチャレンジしてみましょう。

【結論】初心者でも写真販売の副業はできる!

「写真の撮り方を習ったことがないから不安」「高いカメラを持っていないから難しそう」と思う人もいるかもしれませんが、結論からいうと、カメラ初心者でも写真販売の副業を始めることは可能です。なぜ初心者でも写真販売を副業にできるのか、もう少し詳しく説明していきましょう。

写真を使いたい企業や人がたくさんいる

インターネットの普及によりWebサイトやブログなどを開設する人が増えました。また、最近では故人・企業を問わず、TwitterやInstagramなどのSNSやYouTubeなどの動画コンテンツで写真を使用するケースが多くなってきています。

そうした需要を満たすために、さまざまなタイプの写真が求められているのです。自分にとっては何気ない風景や状況でも、ほかの人にとっては価値のある写真かもしれません。そのため、写真販売で数多くの作品を出品することにより、報酬を得られる可能性があるのです。

スマホで撮った写真でも販売できる

写真販売の副業に、高級カメラなどの高い機材は必要ありません。スマホで撮影した写真を販売できるサービスを利用すれば、誰でもすぐに自分の撮った写真を売ることができます。個人が撮影したプライベート感のある素朴な写真を求める企業も多いので、カメラを持っていない方は、まずお手持ちのスマホで写真販売を始めてみましょう。

簡単3ステップ!写真販売の基本的な流れ

写真販売は、基本的に次の3ステップで完結します。

Step1.写真を撮影する
Step2.写真販売サイトに登録する
Step3.撮影した写真を投稿する

具体的にどのような流れで写真が販売できるのか、詳しく確認していきましょう。

Step1.写真を撮影する

まずは販売するための写真を撮影しましょう。基本的には好きな被写体を選んで問題ありません。たくさん撮影・販売するうちに、自分の得意なものや購入者のニーズ、世の中のトレンドなどが掴めるようになってきます。撮影後に販売用の写真を取捨選択することもできるので、細かいことは気にせずに、まずはたくさんの写真を撮影することから始めましょう。何よりも続けることが大事なので、最初は撮影して楽しいと思えるものを撮ってみることをおすすめします。

Step2.写真販売サイトに登録する

撮影した写真を自分のWebサイトやSNSなどを通じて販売する方法もありますが、副業として手軽に始めたいのであれば、写真販売を行っているサイトに登録する方法がよいでしょう。写真販売サイトへの登録は難しいものではありません。一般的に各サイトの会員登録ページで必要事項を記入すれば登録は完了です。サイトごとに販売されている写真の傾向や利用者の属性・好みなどが異なるので、複数のサイトに登録しておいてもよいかもしれません。

※写真販売について詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ

>ストックフォトで稼ぐ!写真販売のメリットとおすすめサイト5選を紹介

Step3.撮影した写真を投稿する

写真販売サイトへの登録が完了したら、撮影した写真を投稿します。指示に従って投稿するだけなので、これも簡単に行えます。慣れてしまえば、撮影した直後に投稿できるようになるでしょう。

ただし、サイトや写真の内容によっては審査が行われるため、規定に反していないかは事前に確認しチェックしておく必要があります。投稿後は、買ってくれる人が現れるまで待つだけでOK。もちろん、その間も新しい写真の投稿が可能です。

写真販売で稼ぐために意識したい4つのコツ

誰でも簡単に始められるからこそ、ライバルも多い写真販売の副業。よりたくさん購入してもらうために、意識しておきたいコツを4つ紹介します。効率よく稼ぐためにも、ポイントを押さえながら撮影していきましょう。

テーマをはっきりとさせる

写真を購入したいと考えている人は、明確なテーマを持って写真を探しています。テーマが曖昧だったり情報量が多すぎたりすると使う側が選びにくいので、テーマをはっきりとさせておきましょう。例えば、ビジネスやウエディング、初詣、星空など、わかりやすい単語で写真全体を表現できればテーマが明確であるといえます。慣れるまでは難しいかもしれませんが、投稿用の写真を撮影する際には、テーマを意識して撮るよう心がけてみましょう。

ニーズのある被写体を選ぶ

写真販売で稼ぐためには、世の中のニーズを掴まなければいけません。ライバルが少ないテーマを選ぶことも重要ですが、ライバルがいないということは、需要が少ないとも考えられます。そのため、需要と供給のバランスも考えたうえで、テーマや被写体を選んでみましょう。

また、販売サイトで売れている写真をチェックし、共通点を見出すことも重要です。売れる写真の傾向がわかれば、効率よく稼ぐことができるようになるでしょう。

同じテーマで複数の構図を撮影する

例えば、自動車の写真を撮影したとします。正面からの構図と真横からの構図では、写真の雰囲気がまったく異なるものになるはずです。さらに後ろからの写真や斜め前からの写真、可能であれば上や下から撮影するなど、同じテーマや被写体でも複数の構図・アングルで撮影しておくと、より多くの人のニーズを掴むことへと繋がります。もちろん、人や動物、風景、建物なども同じです。同じ建物が撮影されたものでも、晴れの日の写真が欲しい人もいれば、夜の写真を探している人もいるでしょう。選択肢を複数用意しておくことで、ほかの投稿者へと流れてしまう購入者を減らすことができます。

テーマに沿ったタグを多めに設定する

写真販売サイトでは、購入者が写真を検索して選びやすいようにタグを設定しています。投稿時にはタグを上限まで設定し、できる限り多くの人の目に触れるようにしておきましょう。テーマから大幅に外れたタグ付けはいけませんが、少しでも関連性があるのであれば問題ありません。名詞に限らず「かわいい」などの形容詞、「40代」などの年代、「キラキラ」などの擬音語もタグとして付けることができます。

副業で写真販売を始めるときの注意点

写真販売は手軽に始められる副業ではありますが、始める前に知っておきたい注意点もあります。しっかりと押さえたうえで、コツコツと販売していきましょう。

肖像権や著作権を理解しておく

他人の撮った写真を写真販売サイトに投稿する行動は、著作権の侵害となってしまうため、絶対に行ってはいけません。

また、知らない人の顔が写っている場合は肖像権の侵害になる可能性もあります。許可を取らずに人物や他人の所有物(珍しい家やナンバーが読み取れる車両など)を撮影してしまうと、後々トラブルに発展してしまう危険性があるため、必ず肖像権に配慮したうえで投稿するようにしましょう。

質の低い写真ばかりを投稿しない

初心者であれば仕方がありませんが、写真の大量投稿だけに気を向けてしまうと、写真ごとの質が低下してしまう恐れがあります。投稿者としての信頼がなくなってしまうだけでなく、写真の質によっては審査に通らないケースもあるので注意しましょう。

周囲に迷惑をかける写真撮影は行わない

写真の質やベストな構図を求める意識は大切ですが、それによって周囲に迷惑をかけるようなことがあってはいけません。撮影時には周りの人や環境などにも配慮し、不快な思いをする人が出ないよう心がけましょう。

写真販売の副業に挑戦してみよう!

数ある副業のなかでも、写真販売ほど手軽に始められるものはありません。今や誰でも持っているスマホで始められるので初期費用もかからず、カメラアプリのおかげで初心者でもプロ級の写真撮影が可能です。また、早く始めた人から稼げるようになるのも写真販売の特徴のひとつ。少しずつコツを覚えていけば、しっかりと稼げる副業になるかもしれないので、興味を持ったら、まずは始めてみましょう。